発売から数十年しかたっていないにも関わらず入荷の度に値段が高くなっている印象のオーパス・ワンはアメリカを代表するラグジュアリーな高級赤ワインです。なぜそんなにお値段がするのか気になる方もいらっしゃることでしょう。オーパス・ワンが高価である理由について迫ってみましょう!

オーパス・ワンは高価だが、総合的に面白いワインなのでは

(美味しい、楽しい、高いけれど見合う価値がある)
オーパス・ワンの味わいは、どのヴィンテージもワインラバーの期待を裏切らない出来になっており、評価は若干の違いはあるものの、どのヴィンテージも高得点を継続して獲得しています。
こういうワインを造りたい、という二人の重鎮の目論見通りのワインが体現されているのですね。
また、お値段は高価ですが他のスーパープレミアムワインと比べれば、品質や製造工程の細やかさなどを加味しても、「値段が妥当」の印象を受けます。設定価格を納得させてしまうほどの味わい深さと香りです。
単にワインの希少性を高めるためだけで生産されたワインとは違い、本当に美味しい味わい深いワインを世界に広める目的のためにオーパス・ワンが造られたことが分かります。

オーパス・ワンの評価と希少価値

1979年のファーストヴィンテージから年月を経て、プレミアムワインとしての地位を不動のものにしていったオーパス・ワンですが、特に2000年代に入ってからは世界的なワイン評論家から毎年のように高い評価を受け続けています。
「評価の高まりに伴って」オーパス・ワンを求める人の数も増加傾向にあり、フランスのロマネ・コンティなどに比べると、オーパス・ワンは出荷数が多いので価格の高騰の幅が少ないですが、少しずつですが価格が高くなってきています。
あえて5~6倍の密度で栽培しブドウの風味を凝縮する手法や、夜間に収穫する「ナイト・ハーヴェスト」など常に斬新で、最適な方法を追求し続けています。
現在オーパス・ワン醸造の中心にいるのはマイケル・シラーチ氏で、2001年から醸造責任者を務めています。改革を怠らない方針でも有名な醸造家です。
従来を踏まえながら、1979年から現在まで全てのオーパス・ワンをテイスティングし科学的に検証し、新たにオーガニック手法を取り入れるなど、伝統と革新の融合により更なる進化を目指しています。
このような生産への徹底したこだわり、最先端のシステムを使った行き届いた管理に加え、人の手で丁寧にできるだけ手間を惜しまない姿勢も、味と香り・美味しさ、評価につながっています。